Vol.199 お客様の現場から
〜内なる問題意識を顕在化し、主体性を挽き出す〜

2015/3/26

HRインスティテュート ビジョンマガジン ご意見・お問合せはこちら

       

 

HRI ★ ビジョンマガジン [199号]
~内なる問題意識を顕在化し、主体性を挽き出す~

モアちゃん
 

 
いつも、ご愛読ありがとうございます。ビジョマガ編集長です。
桜が次々と開花していますね。

今週末あたりからお花見が各地で行われるでしょうか?

HRIは今週、ビジョンツアー(社員旅行)を行っております。
メンバーが全国各地であるテーマを元にスタディツアーを行い
最後は全員でとある場所に集合して、その成果をプレゼンし合います。
どんな旅便りがきけるでしょうか? ビジョマガでも報告できるかな??

それではビジョンマガジンをどうぞ!

 

▼ 以下、本編です。▼
1.お客様の現場から
~各コンサルタントがお客様とのプロジェクトの一部をご紹介いたします。
2.コンサルタントの視点
~各コンサルタントの専門分野におけるナレッジをご紹介いたします。
3.1分間思考力クイズ
~休憩時間に少し考えてみませんか。

 

お客様の現場から「内なる問題意識を顕在化し、主体性を挽き出す
~ビジョン&戦略構想プログラム~

 
(執筆)国友 秀基
 
例えばサッカー、野球、水泳、ゴルフなどの
世界のトップアスリート達をイメージしてみてください。
彼らは日々、私たちの想像を絶するような厳しい自己鍛錬を行っています。
しかし、TVなどを通じて伝わってくる彼らの表情や発言には
そうした気配は微塵も感じられません。
なぜなのでしょうか?

彼らが厳しい練習に耐えることができるのには色々な理由はあるのでしょうが、
最終的には多くのアスリートが口を揃えて笑顔でこう言います。
「結局は、好きでやっていますから」。

誰かからの圧力で「やらされている」のではなく、自らの意思で「やっている」。
これは、とても大切なことです。
私たちビジネスパーソンの仕事の世界でも同じですね。

・自分はどこに向かおうとしているのか?
・その先には、一体、何があるのか?
・そこに向かうための問題は何か?
・その原因はどこにあるのか?
・だから、日々、何をすべきなのか?

これらの意味を理解して、自分の腹に落としている人は
日々の練習(または仕事)を、決して苦しいとは思わないはずです。

・意味が分かっているから、仕事を夢中でやっている人
・意味が分からない中で、努力してなんとか踏ん張っている人
この両者の差は歴然です。
がむしゃらに努力する。それももちろん、大事です。
しかし、「努力」は、「夢中」には勝てないのだと思います。

弊社では中堅、リーダー層をはじめ、管理職層の方々を対象とした
ビジョン&戦略構想プログラムを多くの企業で実施をしています。
このプログラムは、
①2日~3日間ほどの短期間でエッセンスを体得する「研修プログラム」
②数か月間の期間をかけて、現場における情報収集や仮説検証を交えて実施をする
「ワーアクアウト」プログラム
の2つの種類があります。

ともに
・ビジョンや戦略、戦略的な思考とは何か?
・戦略立案のプロセス
・企業ケース
などを取り上げながら、
マクロ的な観点から過去と現在を振り返り、未来に夢を馳せながら
企業や組織、あるいは自分自身の戦略を構想していきます。

このプログラムの成果は、目に見える戦略分析のアウトプットは勿論のこと、
受講をされた方の意識の変化です。
多くの方が、プログラムの終了後にきりっと引き締まった、
そして、自信を持った表情で現場に戻っていきます。

・モヤモヤしていたことがすっきり整理できた
・いま、自分がやっている仕事の意味、必然性を再確認して自信が持てた
・「このままではまずい」と、いい意味での危機感を持つことができた
こうした声が多く聞かれます。

ビジョンや戦略を学ぶこと自体は目的ではなく手段にしか過ぎません。
それらを高い視座、広い視野から構想するプロセスを通じて、仕事の意義や意味を理解し、
自らの存在価値に確固たる自信、あるいは、時に健全な危機感を持った
主体性溢れるビジネスパーソンになっていただきたい。

そんな思いでこのプログラムを実施しています。

ご興味のある方は国友(くにとも)までご連絡ください。
お話をお伺いしながら、みなさんと一緒にプログラム設計をしていければと思います。
宛先:visionmagazine@hri-usa.com

国友 秀基
https://www.hri-japan.co.jp/consultant/hideki_kunitomo

 

コンサルタントの視点
~ベトナムで主体性を挽き出す!~ベトナムの小売現場から~

 
(執筆)川村 泰裕
 
みなさん、こんにちはHRIベトナムの川村です。
今日はHRIベトナムの取り組みについて紹介をいたします。

ここ5年でベトナムの内需は大きく拡大しました。
そのため、最近のベトナム進出企業の約7割が内需向けのサービスを展開する企業です。
その背景から、弊社のお客様は日系の小売メーカーがほとんどを占めています。

以上のように、進出企業の内需志向が高まる中、弊社の役割は、
「日本の叡智をベトナム人に伝えることによる、売上・利益の向上支援」を行っております。
以下、具体的な取り組み事例を紹介します。

お客様は20年前にベトナムに進出をした某大手小売メーカーです。
ベトナムの市場拡大に伴い、つい5年前までは、「作れば売れる」という状態でした。
しかし、5年前から徐々に市場が伸び悩み、今では横ばいになっています。
そのため、「市場のシェアをいかに獲得するか」という競争が既に始まっています。

ここで鍵となる要素が「各販売店の売る力」です。
この力を上げるということは、「販売店のスタッフの力」を上げるということです。
弊社はこの力をいかに高めるかという支援をさせて頂いております。

ただ、一筋縄ではいきません。なぜなら、今まで「置けば売れる」という状態でしたので、
お店のスタッフの役割は「店番」です。お客が来たら、お金を回収するぐらいだったのです。
そこのスタッフがいかに「お客様視点」で「商品を売る」ことが出来るかを
日々現場で話し合いを進めながら、取り組んでおります。

その中で一つ分かったことがあります。

それは「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)手法」が活用できるということです。

5Sは主に日本の工場マネジメントの手法を表すものですが、実は販売店にも応用ができます。
特に「販売員の主体性を挽き出す」ために、5Sが使えるのです。

5Sの最大の特徴は「変えられるところから変える」ことにあります。
つまり、売上や利益など、直ぐに変えられないところからではなく、
「掃除をして販売店を奇麗にする」など、誰でもできるところから変革を始めます。

社員一人ひとりの「自分でも変えられるじゃないか」という
小さな成功体験を積み重ねることで、現場から主体性を育み、
やがては「売上・利益の向上」という目標にまでたどり着くように設計がされています。
ベトナムの販売店のスタッフの多くはオーナーからも店長からも期待をされてはおらず、
ただただ販売店にいればいいと言う状態でした。

ただ、市場が伸び悩んでいる今だからこそ、変革の時なのです。
弊社はオーナーをまず説得し、現場を変えていくことに約束していただきます。
その後、販売店の現場一人ひとりと対話を行い「変えていくことから変えていく」
という5Sのアプローチで現在プロジェクトを進めています。

プロジェクトは始まってまだ半年足らずです。
ただ、少しずつ成果が出始めた販売店が出てきており、
「ぜひ継続的に5Sを教えてくれ!」という依頼もオーナーさんから頂いています。
以上のように、ベトナムでは、日本が培ってきた
「5S」のような考え方・手法が活用できるのです。

これはいち早く成熟した国になった国民としては大きなアドバンテージです。
これからも、少しでも多くのベトナム人の方たちに「日本の叡智」を伝え、
「ベトナム人の主体性を挽き出す」お手伝いをし続けて参ります。

ベトナムで既に事業所を持たれている方がいらっしゃいましたら、
ぜひお気軽にお声かけください。

ご連絡は visionmagazine@hri-usa.com  川村まで!

川村 泰裕
https://www.hri-japan.co.jp/consultant/yasuhiro_kawamura

 

1分間思考力クイズ

 
アメリカのケチャップのトップブランドにハインツがあります。
1970年代、ハインツはライバルのケチャップ会社に猛烈に追い上げられていました。
理由はハインツのケチャップが伝統的なガラス瓶の容器に入っているために
振ってもなかなか出てこないから使いにくいと消費者が離れ始めていたのです。
困ったハインツがある広告をうったところ、再びライバルを引き離すようになります。 
その広告宣伝のコピーとはなんでしょうか?

【解答】

「ハインツのケチャップは中身が濃いのでなかなか瓶から出てきません」

逆転の発想ですね。

それまで瓶を振ってもなかなか出てこないケチャップに嫌気をさしていた消費者が、
この広告を見た後は瓶を振りながら
「ほら、なかなか出てこないこの濃さがおいしいんだよ」などと言い出したそうです。

こういうこと、たまにありますねー。
「いやだ」と思っていたことが実は、ある側面ではいいことの表れだったり・・・。
逆手に取ると、売り文句にもなるものですね。

皆さんのご提供しているものも、そういう側面が見つかるかもしれません。

 

編集後記
編集後記

みなさん

ビジョンマガジン、お読みいただきありがとうございます。
冒頭でも書かせていただきましたが、現在HRIはビジョンツアー中!
年に1度の社員旅行は、海外に行かせていただくことが多いですが
今回はでーひょう会長の意向もあり、国内のとある場所へ!

リーダーシップを考える上で欠かせない人物の軌跡をたどるべく
日本全国飛び回っております。

いつも出張の多いメンバーですが、国内社員旅行は
どんな気分で移動しているのかな?
またメンバーの報告などもお届けいたします。

ご質問、ご要望、感想、どしどしお待ちしておりますー!!

編集長:HRI石田

 
モアちゃん
皆様からのご意見・ご感想・叱咤激励など
常時お待ちしております!
visionmagazine@hri-usa.com
 
ビジョンマガジンの著作権は原則、HRインスティテュートに帰属しますが、「ぜひ、読んでみたい!」
「この人に読ませたい!」という方が周りにいらっしゃいましたら、転送していただいて構いません。
その後に、購読の登録をお勧めしてあげてくだされば感激です。

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