Vol.206
〜アーティスト思考で社内ベンチャー立ち上げ支援〜

2015/12/3

HRインスティテュート ビジョンマガジン ご意見・お問合せはこちら

       

 

HRI ★ ビジョンマガジン [206号]
~アーティスト思考で社内ベンチャー立ち上げ支援~

モアちゃん
 

 
いつも、ご愛読ありがとうございます。ビジョマガ編集長です。

12月に入り、やっと冬らしい気候となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
週明け、風邪をひかれる方も増えている今週です。お体ご自愛くださいませ。
それではビジョンマガジンをどうぞ!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ネイティブスピーカーによる英語版プログラム説明会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新年から英語!の気運を少し先取り。
HRインスティテュートで人気の「英語で実施可能なプログラム」全般をご紹介いたします。

日時:
12/14(月)13:00~、14:00~、15:00~、16:00~

担当コンサルタント:
ラリー・キヨヒロ&サンティアーゴ飯田

紹介プログラム:
英語プレゼンテーション・英語ネゴシエーション・異文化コミュニケーション
英語ロジカルライティング・英語ビジネススキル研修、のうちご希望のもの

※セミナー形式ではなく、お申し込み頂いた方が体験してみたいプログラムを
 個別にご紹介させて頂く予定です。
※ご希望の時間をご予約ください。

お申し込みは下記より
https://www.hri-japan.co.jp

 

▼ 以下、本編です。▼
1.お客様の現場から
~各コンサルタントがお客様とのプロジェクトの一部をご紹介いたします。
2.コンサルタントの視点
~各コンサルタントの専門分野におけるナレッジをご紹介いたします。
3.1分間思考力クイズ
~休憩時間に少し考えてみませんか。

 

お客様の現場から
~アーティスト思考で社内ベンチャー立ち上げ支援~

 
(執筆)チーフコンサルタント 狩野 尚史
社内ベンチャー(スタートアップ)支援が増えてきました。
これまでに社内リソースを活用しつつ、社外との連携を強めて
多くの新規事業が誕生しています。

そこで、最近多くの企業様でご提供させて頂いているのが、
アーティスト思考をベースとした新規ビジネスプランニングです。
アーティストとデザイナーの違いを意識して、
社会に対して新しい価値を創造しようという試みです。
アーティストとは問題を提起する立場であり、
デザイナーとは答えを提示する立場であるとイメージしてもらえれば
分かりやすいかもしれません。

つまり、市場や顧客の抱えている課題、気が付いている要求を
解決する手段としてのビジネスはもちろんのこと、
まだ顧客にとっては問題だと気が付いていない事を見出し、
問題を開発して、解決していくアプローチの
スタートアッププランニングになります。

ニーズではなく、ウォンツを挽き出せと良く言いますが、
どのようにして挽き出していくのかという問いを良く受けます。
その時には、既に気が付いている要求への課題解決型のアプローチを
とるのではなく、問題提起型のアプローチをとる事を忘れかけていないかと
投げかけています。
既存のビジネスの延命策を導くのであれば、課題解決型アプローチが
有効ですが、新規で顧客のウォンツを発掘するには、問題提起型の
アプローチをとる事が重要なのです。

そのため、このプログラム中には、世界で活躍するアーティストをお招きして、
社会の捉え方や多くの芸術家が何を切り口に問題提起し
作品を創り上げているのかをお話頂き、これまで見えていなかった
社会欲求の切り取り方のヒントにしてもらっています。

最近、私が良くご提示するのが、社会、顧客、事業等々に
常に5つの問いを投げかける事で問題提起の入り口にすることです。
それは、
「前提を問う」「当たり前を問う」「意味を問う」「関連を問う」「役割を問う」
の5つです。

これは教育学で提唱された学びの構造をビジネスに応用したものになります。
アーティストとして、現状に問いを立てて、問題を提起していく
アプローチになります。
ミンツバーグが提唱した、ビジネスにおける重要な3つの要素である、
「サイエンス」「クラフト」そして「アート」のアート視点を
もっと強化していくべきだと感じています。

共感を生み出すサービスや商品が求められる時代に突入し、
ますますアート視点は重要なスキルになりつつあります。
アーティスト思考から問題提起型の未来創造が多く生まれることを
楽しみにしています。

チーフコンサルタント 狩野 尚史
https://www.hri-japan.co.jp/consultant/naoshi_kanou

■プログラム詳細のご希望、ご相談は狩野(かのう)までご連絡くださいませ。
宛先:visionmagazine@hri-usa.com

 

コンサルタントの視点
~「らしさ」を育んでいるか~

 
(執筆) 取締役チーフ・コンサルタント 三坂健
 
企業や個人には「らしさ」が必要です。
「らしさ」は「ウェイ」や「イズム」と表現されます。
優れた経営を行う企業には必ずといっていいほど
「らしさ」が存在します。

ではなぜ「らしさ」が求められるのでしょうか。
それを考えてみたいと思います。

結論からいうと
「競争優位を生み出すから」
といえます。

日本を代表する「らしさ」溢れる会社の一つである
本田技研工業の創業者本田宗一郎は
「石ころとダイヤ」という言葉を通じて次のように伝えています。

 『同じ石でも、石ころには石ころの、ダイヤにはダイヤの役割がある』
 『同じものは2つといらない』

社員にもそれぞれの個性を求め、
自らが経営する企業にも強烈な個性を見出そうとしました。

極端に言えば、社員に対して本を読むことも薦めませんでした。
なぜなら本を読むと、そこに書いてあることをマネしてしまい、
自ら考えようとしなくなるから、だそうです。

賛否両論あると思いますが
自らが小学校卒という中で、叩き上げで
自分の頭だけを頼りに企業を築き上げてきた、
そうしたところから個性が生まれる、という自負に溢れる考えだと思います。

「らしさ」は「個性」そのものです。
同じものが2つあれば、当然、需要は二分されてしまいます。
したがって、世界に唯一の個性=存在になることで、
その領域の需要を独り占めできるようになります。

もちろん、需要なきところに商売は生まれませんが、
却って、需要を追いかけるスタンスが強くなると、
すでに存在するビジネスモデルや商品、サービスを
二番煎じで行うといった行動に傾倒してしまいます。

コンサルタントには当然のごとく、論理性が求められます。
論理的に公約数を求めていけば、
すでに成功している事例をベースに経営を作り上げていくことで
いわゆる「正解」を導くことができます。
しかし、単に同じ個性を世に増やすことになるに
すぎないのであれば、それは望ましいとはいえません。

ここが難しいところであり、
かつ、やりがいでもあるのですが、
クライアントや、その人個人の「らしさ」=「個性」を見出し、
その強みを武器に、需要をつくりだすお手伝いをする。
論理だけでなく、感性や感情もフル活用する。
大切なのは意欲=主体性を挽き出し、見極めること。

主体性なきところに、らしさは継続しません。

こうしたスタンスを「ウェイ・コンサルティング」と称し、
日夜、クライアントと向き合う仕事をしています。

最後に質問です。

“あなたの、そして、あなたの企業の
世界に唯一しかない、「らしさ」とは何ですか?”

今は即答できなくとも、
常に問い続けることに意味があります。

取締役 チーフコンサルタント 三坂 健
https://www.hri-japan.co.jp/consultant/ken_misaka

■参考:ウェイマネジメントプログラム
https://www.hri-japan.co.jp/consulting/organization/way-management

 

1分間思考力クイズ

 
今回お休みします!

 

編集後記
編集後記

みなさま、今月もお読みいただきありがとうございます。
年内のビジョンマガジンも残すところ1回となりました。

次回もお楽しみに!

ご質問、ご要望、感想、どしどしお待ちしておりますー!!
編集長:HRI石田

 
モアちゃん
皆様からの
ご意見・ご感想・叱咤激励など常時お待ちしております!
visionmagazine@hri-usa.com
 
◇なお、ビジョンマガジンの著作権は原則、HRインスティテュートに帰属しますが、「ぜひ、読んでみたい!」
「この人に読ませたい!」という方が周りにいらっしゃいましたら、転送していただいて構いません。
その後に、購読の登録をお勧めしてあげてくだされば感激です。

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