Vol.209
〜若手の”スイッチ”を入れる〜

2016/3/2

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HRI ★ ビジョンマガジン [209号]
若手の“スイッチ”を入れる

モアちゃん
 

 
 いつも、ご愛読ありがとうございます。ビジョマガ編集長です。
3月に入り、少しずつ春の息吹を感じるようになってまいりました。
息吹・・・のうちの1つは「花粉」です。

 沖縄や北海道以外の日本列島では花粉症に悩まされる方も多いでしょう。
 4月、5月はヒノキも飛び始めますので、今とは別の花粉症になる方も多いといいます。

 集中力がとぎれとぎれになってしまう時期ですが
 ビジョンマガジン、お読みいただけたら嬉しいです!それではどうぞ。

 

▼ 以下、本編です。▼
1.お客様の現場から
~各コンサルタントがお客様とのプロジェクトの一部をご紹介いたします。
2.コンサルタントの視点
~各コンサルタントの専門分野におけるナレッジをご紹介いたします。
3.1分間思考力クイズ
~休憩時間に少し考えてみませんか。

 

お客様の現場から
~“相手軸でのコミュニケーション”を行い続けるために~

 
(執筆)櫻橋 淳
某企業様で、中堅社員を対象とした選抜型次世代リーダー研修における
“ロジカルシンキング”を担当させていただいている。
「選抜型次世代リーダー研修でロジカルシンキング?何をいまさら」と
思われるかもしれない。
しかし、次世代を期待される中堅リーダー層においても、
意外とロジカルシンキングは“使いこなされて”いない。

社会学者であるニコラス・ルーマンは次のように述べている。
「社会はコミュニケーション以外の何ものでもない。
 社会はコミュニケーションの集合である」
(ニコラス・ルーマン『社会の社会』法政大学出版局,2009)。

振り返ってみれば、我々の生活はコミュニケーションの連続である。
朝、家族に挨拶をする。ご近所さんに挨拶をする。会社で挨拶をする。
メール、電話、ミーティング、企画書、提案書、見積書、経費精算書、
夕食の買い物、家族での団らん、友人との食事、子どもとの触れ合い…
どれもこれもコミュニケーションである。

ではそのコミュニケーションをどれだけ“相手軸”でできているだろうか。
コミュニケーションはキャッチボールに例えることができるが、
キャッチボールの成立時期は、
投げられたボールがしっかりとミットにおさまったとき。
決してボールを投げたときに成立するのではない。
コミュニケーションも、相手がメッセージをしっかりと受け取ったときに成立する。
そのためには、相手が構えているところに、受け取りやすい
優しいメッセージを投げてあげる必要があるのだ。

徹頭徹尾、すべての仕事上のコミュニケーションにおいて、
相手軸に立ったメッセージを投げ続けることのできている人は中堅リーダー、
いや経営幹部といえども少ない。
この企業様では、経営トップに新規事業を提案する中堅リーダーだけではなく、
その提案の受け手である経営層、幹部層、そして中堅リーダーを現場で支える
若手層にもロジカルシンキングを“定期的に”実施している。
英語をはじめとする外国語も、日常で使い、
かつ定期的にメンテナンスしないと錆びついていく。
この企業様では、ロジカルシンキングを“思考上の共通言語”として、
業務で使い、定期的なメンテナンスも欠かさないのである。

「何をいまさら」と考える前に、自身の組織における
“相手軸でのコミュニケーション”の定着度を再確認してみてはいかがだろうか。

チーフコンサルタント 櫻橋 淳
https://www.hri-japan.co.jp/consultant/jun_sakurabashi
ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ
https://www.hri-japan.co.jp/consulting/training/logical-thinking

 

コンサルタントの視点
~若手の“スイッチ”を入れる~

 
(執筆) 江口瑛子
「若者の元気がない」、「チャレンジしない」、「欲がない」…
これらは、最近お客様からお伺いする声です。

先日、某有名私立大学の授業にゲストスピーカーとして伺い、
学生たちの考えるキャリアの定義や
5年後に目指す姿についての発表を聞く機会を頂きました。
学生たちが語るのは、早く結婚し、子供をもち、家を建てたい、
といったプライベート面がほとんど。
仕事については、お金を稼ぐ手段、納税の義務を果たすため、
といったコメントが印象的でした。

やりたい仕事を具体的に描けないのは致し方ないとしても、
見過ごせないのはキャリア面に「夢」が描けていないこと。
学生たちはクールかつ現実的で、
生活の手段として仕事をとらえているのです。
そうした価値観を持って社会に出てくる若者に、
どのように仕事で「夢」を見つけてもらい、目を輝かせてもらうのか、
その仕組みが企業にも求められてきていると思います。

では、どうしたら若者のスイッチを押せるのでしょうか。

鍵は、任せる場を作ることにあると考えています。
若者に限らず、人はやりがいと成長の実感を、
ストレッチな仕事を任せられた経験を
通して得られることは多くのビジネス書で語られています。
しかし、実際に若手に機会を与えられているかというと、
社員の年齢構成が高めの企業ほど難しくなっているのではないでしょうか。

そこで、任せる取り組みのプラットフォームとして、
研修を活用できると考えています。
一般的な研修は業務から切り離されたテーマで運営されるため、
経験が浅いと、学んだことと日常業務を結び付けて考えることに
苦労することがあります。
そうした研修から脱して成長の場とするために、
重要なのは会社側のコミットメントです。
マネジメント層も巻き込み、アウトプットとなる提案の質が高ければ
実現のチャンスがあることを示せているか、
これが参加者のモチベーションに大きく影響を与えます。

実際に、リーダー候補の若手向けに課題解決提案型研修を
実施したお客様では、初日に受け身姿勢だったメンバーが、
研修間の自主ワークを行いアウトプットを作り上げる過程で目の色が変わり、
4ヶ月後には堂々と事業部長への提案を成功させていました。

若手が現場で主体的にリーダーシップを発揮するようになるために、
まずは彼らの真剣を最大限に発揮してもらう場を作りませんか。

コンサルタント 江口 瑛子
https://www.hri-japan.co.jp/consultant/youko-eguchi

 

コンサルタントの視点
~Cross-cultural Tips~

 
(執筆) Larry Kiyohiro
 
コンサルタントの視点 写真
 
Starting Up

There is no better time to focus on the importance of cultural awareness than at the very beginning.
The onboarding process should include an opening segment to learn about one another’s work experience and interests they have outside of work.

A useful exercise is called Common Points – We sort into pairs and take a few minutes to find things we have in common.
Typical topics include: hobbies, sports, travel destinations, schools, upbringing,
and things you like doing in your free time, etc.
It is amazing how often two people discover that they have similar backgrounds and interests, or have a mutual friend, or whose families share commonalities.

The end result is that both people realize they are much more similar than they realized,
and this helps to quicken the bonding needed to develop trust and work well with each other.

Recommendation – The goal of this exercise is to find deep common points that can have a huge impact.
As examples, a pair discovered that they both have an autistic child.
Another couple learned that they both enjoy scuba diving, and have traveled abroad to the same places to dive.

You can imagine that these discoveries led to more follow-up conversations,
created a lasting “spark” between the two, and will likely carry-over into their working efforts as well.

In sum, providing some up-front time for the team members to get to know each other better and find common bonds or common points, is time well spent.

エグゼクティブコンサルタント
Larry Kiyohiro
ラリー・キヨヒロ
https://www.hri-japan.co.jp/consultant/laurence-kiyohiro

 

1分間思考力クイズ

 
今回お休みします!

 

編集後記
編集後記

みなさま、いつもご愛読いただきありがとうございます。

今日は櫻橋と江口とラリーの記事を3本立てでお送りしています。
櫻橋と江口は前職も同じコンサルティング会社で、、なにか縁を感じますね。
ラリーは、ビジョンマガジン以外にHRIブログでも
本人のメッセージをお届けしてきますので
どうぞよろしくお願いいたします。
リニューアルブログは近日公開します。

ご質問、ご要望、感想、どしどしお待ちしておりますー!!
編集長:HRI石田

 
モアちゃん
皆様からの
ご意見・ご感想・叱咤激励など常時お待ちしております!
visionmagazine@hri-usa.com
 
◇なお、ビジョンマガジンの著作権は原則、HRインスティテュートに帰属しますが、「ぜひ、読んでみたい!」
「この人に読ませたい!」という方が周りにいらっしゃいましたら、転送していただいて構いません。
その後に、購読の登録をお勧めしてあげてくだされば感激です。

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