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用語解説

カンパニー制

カンパニー制とは社内分社制の一種で、これまでの事業本部制よりもさらに大幅な権限委譲を行い、独立採算を徹底した組織形態である。資産の分配だけでなく、負債や資本の分配も行い、それぞれ独立した会社のように各事業を運営していく仕組み。カンパニーの損失を本社が補填することはなく、社内倒産もありうる。
大手企業の中で、実施の早かったのはソニーで、1994年に導入され、給与や人事体系なども、各カンパニーの事業内容にあわせて構築された。各社意思決定のスピード向上や、 経営の柔軟性を高めるために各社が導入を進めている。
前川製作所のように、チーム単位をいきなり分社してしまう会社も80年代にはあり、注目を浴びていた。ここ10年で多くの企業が、カンパニー制を導入したが、その目的のほとんどは、大きな組織に対する反省だ。スピード経営、権限委譲、自立性そして創造性・・・。これらが、目的だった。
しかし、カンパニー制の問題は、一度導入するとなかなか大きな刷新がしにくいことにある。導入当初はいいが、時間が経つにつれ、インパクトも薄れていく。このあたりの目的性の追求は、十分、考えていかなければならない。
けして、流行だけでカンパニー制を導入すべきではない。

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