ノウハウ・ドゥハウ ビジネススキル

世界中のビジネスパーソンが注目する手法を学ぶ

ストーリーテリングのノウハウ・ドゥハウ

伝える側と聞き手との間にあるギャップを解消し、「理解」と「共感」とが両立した状態を作り出す「ストーリーテリング」の活用法を学ぶプログラム。

こんなお悩みをお持ちの方へ

  • 相手を惹き込む伝え方を身につけさせたい

  • 企業理念を語る力を身につけ、職場の一体感を強めたい

  • 伝える力を高めて、社員同士の相互理解を深めたい

プログラム概要

ねらい
ビジネス・コミュニケーションではロジックを重視するのが基本ですが、国内外を問わず、リーダーシップの面でもマーケティングの側面からも、心に訴えかけ、共感を得なければ人は動かないという認識が一般的になりました。本プログラムでは、印象的な体験談や物語を通して思いを伝える手法を習得します。
特徴
同じ話をしても、誰がどう伝えるかにより相手の反応は大きく変わります。受講者自らがさまざまな演習を体験することを通して、その機微を感覚的に把握し、ストーリーテリングを身につけていきます。

受講される方のイメージ

中堅〜一般管理職

プログラム詳細

3つの特徴

特徴

1

物語を通して
「共感」を伝える


物語には必ず何らかのメッセージが含まれます。ストーリーテリングでは、メッセージを直接的に説明するのでなく、さまざまなシーンとともに伝えます。狙いは、時代や文化などのあらゆる違いを超え、人として共感できるメッセージを伝えることです。

特徴

2

理解と共感が
両立した状態を
作り出す


頭での理解と心での共感が両立した状態を作り出し、行動につながる伝え方を実現するために、聞き手の特徴や状況に応じた語彙の選択や、感情を刺激し行動を促す具体的な方法論を伝授します。

特徴

3

あらゆるシーンで
活用可能


ストーリーテリングは、共感を獲得し人を動かす必要のある、あらゆるシーンで活用可能です。たとえば、異文化メンバーに企業理念を浸透させる場やチームの連帯感を醸成する場、自社の商品やサービスをアピールする場でも活用できます。

受講した場合のメリット

物語を用いれば、心を動かし、人を動かすことが可能になります

「伝えたはずなのに伝わっていない」「伝えているのに思うように相手が動いてくれない」といった事態が発生するのは、伝える側と受ける側の頭(理解)と心(共感)にギャップが存在しているためです。そして人間は、理解はできても共感できなければ行動には移しません。このような状況を打開するうえで効果的な手法として注目を集めているのが、ストーリーテリングです。ロジックだけでは通用しなくなった今、物語を用いた伝達スキルを身につけることで、心を動かし、人を動かすビジネスパーソンに成長することが可能になります。

受講者の声

  • 小売 マーケティング マネージャー

    ストーリーテリング研修を受けて、製品の背後にある物語を顧客に伝えることの重要性を理解しました。研修で学んだ技術を使い、キャンペーンに感情と人間性を込めることで、顧客の関心とロイヤルティを高めることができました。

  • IT PMO プロジェクトマネージャー

    プレゼンテーションにストーリーテリングを取り入れることで、複雑な情報をより理解しやすく、覚えやすい形で伝えることができるようになりました。

  • ゼネコン 建築 建築士

    クライアントへのプレゼンテーションで、ストーリーテリングを用いることで、プロジェクトのビジョンをよりイキイキと伝えることができるようになりました。

タイムテーブル例

  • ●Day1
    AM
    ◆オープニング
     ・自己紹介(ビデオ撮影)

    ◆なぜストーリーテリングなのか
      ・伝説の演説・スピーチ、プレゼンテーション
      ・ロジカルとナラティブ〜人を動かすための「理解(アタマ)」と「共感(ココロ)」
      ・ストーリーとは何か
      【演習】説明 vs ストーリー
      ・ビジネスでの活用〜商品企画、事業提案、CM

    ◆ストーリー作成のプロセス
     Step1:5Pの整理
      ・5Pとは何か?
      【演習】5Pを整理する
    PM
     Step2:世界観をつくる
      ・世界観(コンセプト)とは
      ・落語、怪談は世界観を伝えるストーリーテリング
      【演習】パーソナル・キャリア、自分ビジョン、最近感動したことの
          世界観(コンセプト)を作成する

     Step3:ストーリー素材マップをつくる
      ・世界観(コンセプト)を表現する素材とは
      ・「共感価値」「感動価値」の創造
      【演習】メッセージが一番伝わる経験・シーンを選ぶ

     Step4:プロットとフレームを決める
      ・エピソードなどの素材を洗い出す
      【演習】時間軸で整理する
      ・ストーリー/シナリオの構成
      【演習】プロット、フレームの作成
  • ●Day2
    AM
     Step5:ストーリーづくりの技術を埋め込む
      ・メタファー、アナロジーで表現する
      ・ビジュアル・コンテンツの活用法
      【演習】写真を見て五感に響く言葉で語る

     Step6:ストーリー・スクリプトに落とし込む
      【演習】登場人物と言動(話し言葉、行動)を具体的に入れる
      【演習】自分ビジョンをストーリースクリプトに落とし込む

    ◆ビジュアル(視覚)に訴える
      ・ストーリーを伝えるためのスライド
      ・グラフィック・レコードを使う技術
      【演習】シーンを手書きで書いてみよう
    PM
    ◆ストーリーデリバリーを磨く
      ・間と呼吸の重要性
      ・効果的な視覚情報を送る
       (表情、アイコンタクト、ジェスチャー、姿勢、歩き方)
      ・言葉のヒゲ退治
      ・魂を込めて相手に届ける
      【演習】エッセイを読み上げる

    ◆ストーリーテリング実践
      ・スクリプトの最終化
      ・リハーサル
      ・ストーリーテリング実践(ビデオ撮影)
      ・フィードバック

    ◆まとめ

実施までのプロセス

  • 1

    知る

    事例を交えた座学を通して「知識」をインプットします

  • 2

    やってみる

    インプットした内容をもとにケースやショートワークを実施します

  • 3

    経験から学ぶ

    実践した結果を踏まえ、振り返りを行ないます

  • 4

    再度やってみる

    振り返ることで実践ポイントを把握し、再度トライします

  • 5

    定着につなげる

    再度トライした結果を踏まえた振り返りを行ないスキルの定着を図ります

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