プレゼンにおけるボディランゲージはプレゼンター自身にもメリットをもたらす
2015/11/11
筆者:染谷 文香人は緊張することで、考えていたシナリオは飛んでしまい声は震え、不自然な動きまで出てきてしまいます。
緊張を和らげるために、「掌に“人”を3回書いて飲み込む」という動作をする人もいますが、それは一種、ある動作によって自分の意識をコントロールするものです。
社会学者のエイミー・カディ氏は
「ボディランゲージによって人の意識を変えることができる」
と結論づけています。
ボディランゲージは非言語メッセージとして、言語だけではない効果的なメッセージを他者に伝えることができます。
しかしそれは他者にだけでなく、自分自身へのメッセージにもなるのです。
ボディランゲージによって影響されるのは他者だけでなく、自分自身もなのです。
理由を説明しましょう。
人前に立つ時、2つの重要なホルモンが影響を及ぼしています。
1つは支配性のホルモンであるテストステロンとストレスのホルモンであるコルチゾールです。コルチゾールが高くなると緊張しやすくなるのだ。自分でホルモンをコントロールすることは難しいですが実はパワーポージング(自信があるようなポーズ)を意識的にすることによって、テストステロンを高め、コルチゾールを下げることが出来るというのが、カディ氏の研究結果です。
したがって、私はプレゼンテーションの際に自分を大きく見せるようなジェスチャーを受講者にしてもらうことにしています。姿勢を整え、目線を落とさず、しっかりとアイコンタクトし、そして体からはみ出るぐらいの大きいジェスチャーをしてもらいます。
すると、声がどうしても出せなかった人達が声をはって伝えることが出来るようになり格段にプレゼン力が向上するのです。
意識を無意識にするまで繰り返しやる。
これが緊張を克服する方法であると考えます。
ニュース
-
2025/11/11セミナー・研修
【New】12月9日(火)14時~【公開セミナー】
1名から参加可能!短時間の公開型オンライン研修のご案内 -
2025/11/11セミナー・研修
【New】12月9日(火)11時~【アーカイブ動画セミナー】
「話し方を変えたら人が動き出す!実践ストーリーテリング研修」のご紹介 -
2025/11/10セミナー・研修
【New】12月8日(月)13時~【公開セミナー】
越境学習の研修事例~「やってみた」先に見える越境学習の効果的活用法 -
2025/11/10セミナー・研修
【New】12月8日(月) 11時~【アーカイブ動画セミナー】
「強みを活かす組織づくりの新常識」
~個人の才能を引き出しチームを強化するクリフトンストレングス~ -
2025/10/10メディア掲載情報
「コンサルフリーマガジン」に当社サービスが紹介されました
-
2025/10/9セミナー・研修
東京都中小企業振興公社様主催、「海外ビジネスチャレンジ塾【実践編】」にも弊社コンサルタントが登壇させていただくことになりました
-
2025/10/2ソーシャル活動
【募集案内】ソーシャル活動 第2回シェアリンク開催のお知らせ
-
2025/9/27メディア掲載情報
【 ミライイ 】物流業界に革新をもたらす名古屋大学発スタートアップ「オプティマインド」
-
2025/9/18お知らせ
弊社代表の三坂がnoteをはじめました!
-
2025/9/17セミナー・研修
10月16日(木)14時~【公開セミナー】
「駐在員が現地で成果を出すために ― 困りごとに備える海外赴任サポートとグローバルマインドセット
