課題解決プログラム
2017/3/3

それでも、業界や時代を問わず普遍的に求められ続けるテーマのひとつが、
今回ご紹介する課題解決プログラムです。
なぜ普遍的なのか?それは全てのビジネスパーソンは、課題解決をすることが仕事だといえるからです。
商品やサービスとは、お客様の困りごとを(気づいていないものも含めて)先手で見つけ、
その解決策が価値として認められたものですし、管理部門は
社内の困りごとへの解決策を提供しています。
これだけ重要なテーマでありながら、皆さんの職場では
経験や勘に頼った問題対応(≠解決)になっていないでしょうか。
最近も、IT企業や、サービス業などのお客様で課題解決プログラムを担当させて頂きました。
2日間かけて自部門の課題を見つけて解決策を練り上げるという、手ごたえのあるプログラムです。
課題解決プラン策定時に陥りがちなポイントを今回は3つご紹介します。
- 問題が多すぎて、どこから何をしていいか分からなくなる
⇒問題を抱え込んだまま、別の問題も起こり、問題の山に潰されてしまいます。 - 問題は何か?を明確に定義できていない
⇒効率が悪い、スピードが遅い、など抽象的な言葉で議論すると空中戦になります。 - 問題に対する原因や解決策が最初から当たりをつけて決め打ちしている
⇒経験や過去の成功体験に縛られて、柔軟な原因分析や解決策の洗い出しができません。
これらを回避するためには、意識よりも行動を変えることが先決です。
- 書き出してみる
思いつく問題や原因を書き出してアウトプットすることで思考が整理されます。
悩みがちで答えが見つからない人は、まず手を動かすことからはじめましょう。 - あるべき姿と現状を明文化する
「残業が多い」という問題も、「残業ゼロにする」ことを目指すのか、
「月45時間以内に収める」ことを目指すかによって、問題の大きさは異なります。
あるべき姿と現状を明確にすることが重要です。 - 他の人のフィードバックを受ける
自分だけで考えられる範囲は限界があります。他部門や専門外の人に相談し
フィードバックをもらいましょう。他者の意見は視野を広げることのできる大切なインプットです。
これらのコツを実践するだけで、思考が整理され、実際に研修の中で
今まで思いつかなかった新たな解決策にたどりつく方もいらっしゃいます。
自組織の課題解決力を上げたい方は、ぜひ課題解決プログラムで
じっくりと問題に向き合う機会を作ってみてはいかがでしょうか。
ニュース
-
2021/1/6セミナー・研修
2月18日(木)公開オンラインセミナー開催
オンラインファシリテーション力強化研修(4時間) -
2021/1/6セミナー・研修
3月8日(月)公開オンラインセミナー開催
コンサルティング営業の基本(4時間) -
2021/1/5メディア掲載情報
【記事掲載】 日本人材ニュースオンライン
図解 オンライン研修 入門【著者が語る】 -
2021/1/1お知らせ
2021年1月1日 あけましておめでとうございます
-
2020/12/24メディア掲載情報
記事掲載_PHPオンライン衆知
インテルが開発、Googleやfacebookが導入…先進企業が続々と採用する「OKR」とは -
2020/12/24メディア掲載情報
記事掲載_PHPオンライン衆知
なぜ企業の「生産性」は上がらないのか… “生産性=効率化” という誤った認識 -
2020/12/17セミナー・研修
2月12日(金)公開オンラインセミナー開催
内定者・新人向け ビジネススキル総まとめ研修(4時間) -
2020/12/17セミナー・研修
1月28日(木)開催【無料】オンラインセミナーのご案内
2021年度内定者・新人オンライン研修ご紹介セミナー -
2020/12/17セミナー・研修
2月25日(木)開催【無料】オンラインセミナーのご案内
異文化コミュニケーション-HRIタイ法人代表登壇 -
2020/12/11セミナー・研修
1月26日(火)オンライン公開セミナー開催
OJTトレーナーの育成力強化研修(3時間)