用語解説

BTO ( Built to Order )

デル・コンピュータでこのBTOは、有名になった。受注注文、個別注文のことをいう。ITで使われるのだから、単なる注文ではない。ネット活用の受注注文をいう。(勿論、アナログのBTOもある)ウェブで、自分でどんな仕様、スペックがいいかを選択肢、自分だけの商品仕様、自分だけの商品になるのだ。 メーカーでは商品を部品の状態でストックしておき、顧客の注文に応じて組立てを行い出荷する。部品は完成品より流動性が高いので、メーカーには在庫リスクが減るメリットがある。顧客にとっては無駄な仕様を省き、購入コストを引き下げることができるメリットがある。その一方で注文方法が煩雑になり、注文から商品の受け取りまでリードタイムが生じるデメリットがある。商品を手にとって品質を確認することもできない。注文方法をいかに簡単にするか、受注から出荷までをいかに早く行えるか、品質保証とブランド力を維持できるかが成功のポイントとなる。 デル・コンピュータにおけるこのBTOと直販をあわせたビジネスモデルが、デル・ダイレクト・モデルである。BTOの行われている商品としてはパソコンのほかに自動車、バイク、自転車、スキー・スノーボード、住宅、建設機械などがある。

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