用語解説

Fits(Customer Problem Fit、Problem Solution Fit、Solution Product Fit、Product Market Fit)

スタートアップや新製品開発においてよく使われるフレームワークで、 4つの「Fit」を含む用語で構成されることから「Fits」と呼ばれている。

 「Product Market Fit」という概念は、シリコンバレーの著名な開発者で、ベンチャーキャピタル「アンドリーセン・ホロウィッツ」の共同創業者でもあるマーク・アンドリーセンによって広められたが、「Customer Problem Fit」、「Problem Solution Fit」、「Solution Product Fit」の3つを加えて組み合わせた概念は、スタートアップ企業や製品開発に携わる関係者の間で時間をかけて発展したとされている。

 

 4つの「Fit」は新規事業を創造するプロセスでもあり、①~④の順番に検証を行うことになる。

 ① Customer Problem Fit(略称「CPF」):

    顧客が抱える問題はどのくらい深刻か

 ② Problem Solution Fit(略称「PSF」):

    顧客が抱える問題は実際に解決できるか

 ③ Solution Product Fit(略称「SPF」):

    顧客が抱える問題を解決できる製品やサービスは実現できるか

 ④ Product Market Fit(略称「PMF」):

    顧客が抱える問題を解決できる製品やサービスは市場に受け入れられるか

 

 スタートアップ企業が目指すべき重要な目標は「Product Market Fit」であり、大きな成功をおさめるためには、その製品やサービスに競争力があり、かつ持続的に需要を満たすことが求められる。 

 

 

 

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