用語解説

OSINT(Open Source Intelligence)

一般的に公開されている情報を分析して、独自の情報を読み取る手法のことで、米国国防総省では「特定の情報要件に対処する目的で、一般に入手可能な情報を収集し、利用し、適切な対象者に適時に普及させた情報」と定義されている。

 

SNSを通じて、個人が様々な情報を発信できるようになったことで、真偽のはっきりしない情報が短時間で大多数の人々に拡散されるようになった。

一方で、テレビや新聞、雑誌といったオールドメディアによる情報発信の偏りも顕著になっており、個人メディアとオールドメディアのいずれにも正確さを欠く情報が独り歩きする状況となっている。

こうした中、諜報活動の調査分析手法の1つだった「OSINT」が公的機関だけでなく、一定の知識を有した個人や企業(NPOを含む)に広まり、OSINTの手法を使い対象企業の情報収集・分析を行い、対策強化の提案を行うサービスも登場している。

日本では、BuzzFeed Japanが有名で、フェイスブックやツイッターの投稿に関して、独自のファクトチェックを行っているほか、2022年10月1日にGoogleの慈善事業部門やヤフーが資金提供を行った日本ファクトチェックセンターが発足している。

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