用語解説

越境学習

所属する部署(組織)や会社を越境し、異なる場所(海外も含む)で新しい学びの機会を得ること。

英語では「cross-boundary learning」と言い、変化への耐性や柔軟な思考を身につけられることから、現在注目されている人材開発の方法である。

 

具体例としては他企業や非営利法人への出向、社外の勉強会やワークショップへの参加、ビジネススクールや社会人大学の受講、ボランティア活動やワーケーションなどがある。

環境をあえて変える事で外部からの刺激を受け、思考を深めたり広げたりする事ができる。

 

立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明氏は、人がより賢くなるには「人に会う・本を読む・旅に出る」の3つに尽きると述べている。

特に人に会う・旅に出る(移動する)という事は普段の慣れた環境であるコンフォートゾーンから抜け、アンコンフォートゾーンに行く事であり、その経験から何らかの学びを得る事ができる。

 

また越境学習とは、コンフォートゾーン(ホーム)とアンコフォートゾーン(アウェイ)を行き来する中での学びとも言われている。

一度アウェイの環境を体験して得る学び、ホームに戻ったときに自分の変化(進化)を実感する事による学びがある。

外に出て学ぶだけではなく戻ることで更に学びが深まるという考えで、人材育成の観点では、社員や組織のメンバーのさらなる成長に期待し外に送り出す、また社員自らの意思で越境する事を推奨し、積極的に支援する組織が増えている。

 

 

 

 

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