用語解説

ピラミッド型組織

ピラミッド型組織とは、「時間の積み上げ、経験の蓄積、人脈の重ね合わせ、権力のタテ型化」からもたらされる組織である。島国・単一民族・単一言語という日本の特性は画一性、集団主義、単一価値という価値基準を生み出し、“身を粉にして働くことを美徳とする”タテ型意識のもとで高度経済成長を実現した。タテ型意識をベースとする組織形態がピラミッド型組織だ。 ピラミッド型組織の特徴は、縦に長い階層を持つ組織形態である。「上下関係」や「強固な管理形態」を持つ、中間管理職層が多い組織だ。部門・課・チームなど下部組織の数が多いほど中間層は増えていく。ピラミッド型組織では、常に指示・命令は上から降りてくる。中間は下にそれを伝えるパイプ役になる。下はそれを待っていて忠実に実施するだけである。この組織のミッションは「上からの指示・命令をそのまま確実に行う」ことである。何も考えないで言われたことをやる、「考えない人」をつくる「考えない組織」である。バブル崩壊以降の平成大不況の今、新しい考え方・やり方、価値基準が求められる。つまり、ピラミッド型組織は通用しない。「考える人」が集う「考える組織」への

大転換が求められているのだ。

 

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