用語解説

マトリックス型組織

一般に中小〜中堅企業、単一事業型の大企業では開発、製造、営業、管理などの機能で組織をくくった機能別組織をとっている。機能別組織では機能部門の専門知識や技術・ノウハウを高めることができる。一方で、事業ごとに異なる市場、顧客の要望を取りまとめて事業として統合するのが難しくなる。複数の事業を行っている場合は機能ではなく、事業としての意思決定をした方がはやい。そのため事業部制組織が必要になるが、一方で事業機能の効率・専門性は削がれることになる。
そこで両者のいいとこ取りの組織がマトリックス組織だ。この組織のミッションは、「市場・顧客の要望に事業面で応えつつ、機能面の効率・専門性を高めるためのベストバランスを見出す」ことにある。事業軸と機能軸の2軸で組織を整理する、この組織形態はNASAのアポロ計画に従事した航空宇宙産業企業によって導入されたプロダクト・マネージャー制に端を発している。日本では昭和38年、東芝がこの組織を導入している。ところがマトリックス組織はよい面ばかりではない。事業面・機能面の調整〜コンフリクトをいかに解決するかの、高いマネジメント能力が求められるのだ。このハードルを克服するためには、
  *戦略の共有化
  *協業関係の明確化
  *強調的な風土づくり
などの条件が整備され、強力な組織運営力を持っていることが必須だ。

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