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用語解説

リスキリング(リスキル)

リスキリング(リスキル)とは?

 

Reskilling。新たなスキルを習得する/させるための取り組みのこと。このスキルは特にデジタル領域のスキルを示す。

 

テクノロジーの進化やDX(デジタルトランスフォーメーション、デジタルを利用した変革)推進にともない、従来の仕事が消失や削減する一方、新しい職種への需要が生まれてきている。企業内の需要のある職種や事業に社員の異動(企業内の労働移動)を実現するためには、社員を戦略的にリスキリングし、デジタル領域のスキルを獲得して新たな職種や職場での活躍を目指す。

 

これまで一般的に企業で推奨されてきた個人のキャリア形成のための自己学習とは違い、異職種や職場への配属を前提にしたスキル転換のため、企業主導で業務の一部として推進していくことが求められている。

 

「学び直し」と表現されることもあるが、類似する「リカレント教育」と混同しやすいため、主に労働移動を目的として、職場を離れずにスキル習得すること「リスキリング」と記述する。

 

 

※リカレント教育との違い

 

リカレント教育とは、長いキャリアの途中で職場を離れ、大学など教育機関で学び、職場に戻ってから活かすというサイクルを回すこと。生涯学習の手法であり、個人が主体として語られる。

 

一方、リスキリングは需要のある仕事への配置転換・労働移動が目的であるため、個人よりも企業や政府・自治体主体で戦略的に行っていくものであり、離職を伴わなず、業務の一環として取り組まれることが多い。

 

 

 

リスキリング(リスキル)が注目される背景

 

テクノロジーの進化や自動化に伴い、機械に労働が代替され、失業者が発生する可能性は2013年頃から議論されていたが、2020年から始まったCOVID‐19流行に伴うビジネス環境の変化が拍車をかけることになった。

 

消費者がオンラインでの購買やサービス提供を望み、企業間のやり取りもオンライン上で完結するようになると、従来対面での仕事を基本としていた職種(受付、営業、対面販売員など)はデジタルの活用を余儀なくされている。企業は自社のサービスや業務をオンラインで完結できるように、事業のシフトや、アプリケーションの開発、業務フローの改変の必要がでてきている。それと同時に、対面で行っていた事業や業務に従事する社員をデジタルを企画・開発・活用できる人材にすることは必要不可欠になっており、「リスキリング」のニーズが急速に高まっている。

 

経済産業省の「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」(2020年)が公表した「人材版伊藤レポート」でもリスキルの重要性が示唆されている。

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