用語解説

BRICS

ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)、南アフリカ共和国(South Africa)の5カ国の頭文字を合わせた造語。

ゴールドマン・サックス社が2001年に発行したレポートではブラジル・ロシア・インド・中国を指す「BRICs(最後のsが小文字)」だったが、2011年に南アフリカ共和国が加わり、「BRICS」となった。

 

BRICSはEU(欧州連合)のような加盟国が主権の一部を委ねる超国家的組織ではなく、ASEAN(東南アジア諸国連合)と似たように共通の目的や利益のための協議を通じて、互いの国家の独立を維持しながら緩やかな協調を行うグループである。

BRICS5カ国は、経済面だけでなく、外交・軍事面でも影響力を高めており、欧米主導の国際秩序や外交交渉に対抗するため、毎年首脳会議を開催している。

近年は加盟国の拡大を目指している。2022年6月に加盟申請を行ったイランとアルゼンチンを含め、2023年7月時点で22カ国が正式に加盟を申請し、この22カ国にはグローバルサウス(新興・途上国)の主要国すべてが含まれるとされている。

 

 

 

 

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