用語解説

CSR(Corporate Social Responsibility)

CSR: Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任とは、企業が利益を追求するのみならず、企業の活動が社会へ与える影響に責任を持ち、顧客や株主はもちろんのこと、社員、地域社会、しいては社会全体といったあらゆるステークホルダーに対して、一市民として必要とされる責任を果たすことを求める概念や活動を表す。よって、CSRは単に法令を順守するといったことを部分的な活動を表すのではなく、広義に「社会的に正しいことを追求し実現していく経営姿勢そのもの」を意味する。CSR活動への評価は、株価にも反映されやすく、またCSR活動に積極的に取り組む企業の商品を積極的に購入する消費者の増加や、CSR活動を尺度にした投資基準を持つ投資家が増えることによってさらに大きな影響が及ぼされるようになっている。21世紀の企業経営において中心に据えるべき価値基準であるといえる。

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