用語解説

プロダクトマネージャー制

プロダクトマネージャー制とはひとつの事業部内で特定の商品についてのすべてのマーケティング〜損益責任を担う制度である。事業部制組織で、事業部長のもとで生産・販売・研究開発を管理するという点では同様の形態だが、特定の商品について事業部内の職能間の調整を担当する点が大きく異なる。これは、特に商品ラインが多様化している企業に見られる組織形態であるが、国内ではキッコーマン(1995年導入)などが著名な例だ。
プロダクトマネージャー制は、事業部内に属するものだ。プロダクトマネージャーに権限が与えられないと職能間の調整に手間取ったり、本来のプロダクト戦略を推し進めることが困難になり、期待する成果を上げられないケースも出てくる。うまく機能させるためには、
  *プロダクトマネージャーの責任と権限の範囲を予め明確にする
  *プロダクトマネージャー制を組織的に位置づけ、周囲の理解を得る
  *各職能担当者とプロダクトマネージャーとの間に障害や調整事項が生じた場合の意思決定機構を定めておく
ことが望まれる。

 

 

 

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